キャンドルプロジェクトの呼びかけ

3・11キャンドルプロジェクト_チラシ(完成)
3・11キャンドルプロジェクト_チラシ(完成)

3月11日、全国で希望の灯りをともそう

~ キャンドルプロジェクトのよびかけ ~

 ※チラシのPDFファイルはコチラ 

 14時46分、東日本を激しい揺れが襲いました。

人も、建物も、あらゆるものを飲み込んでいく大津波。息をつく間もなく入ってくる福島第一原発事故のニュースと放射能の恐怖。

忘れることのできない2011年3月11日から一年。私たちは、震災からの復旧・復興の懸命な努力、残り3基となった稼働中の原発と今後のエネルギーのあり方が問われるなかで、次の「3・11」を迎えようとしています。

家族や友人を失った無念の思いは癒えず、厳しい避難生活は続いています。放射能汚染という目には見えない命と健康の危機、さらなる原発事故の危険は今なお存在しています。政治は大震災と原発事故をまともに教訓にすることなく、原発の再稼働に走り、被災者の生活をさらに追い詰める消費税増税すら行おうとしています。

 

大震災と原発事故が明らかにした社会のゆがみはなんだったのか。被災者の「いま」を、これまでの社会のあり方を、私たちはもう一度見つめなおさなければなりません。被災者に目をむけ、被災者が直面している問題の解決のために全力をつくしてこそ、本物の希望が育まれます。

復興と生活再建のために必要なのは、消費税増税ではありません。失業給付の再延長、二重債務の解消、中小企業の事業支援や雇用拡大、住宅再建の個人補償拡充、給付制奨学金の創設などです。

原発事故は「収束」などしていません。国の責任で除染を急ぎ、全面賠償の約束をし、全国に避難している方々への十分な生活保障を行うべきです。

「ストレステストをしたから安全」という説明で原発を再稼動させるのは、福島の事故を教訓にしていないに等しいものです。いつ次の大地震や大津波が起こるかもわからない日本でとるべき選択は、原発からの撤退と再生可能エネルギーへの転換以外にありえません。

 

あの日から一年となる3月11日、私たちは被災者と心を一つにして、キャンドルに希望の灯りをともすことをよびかけます。

被災者に思いをはせ深い悲しみを分かち合う追悼の灯り、

被災者とともに復興をめざす新たな決意の灯り、

貧困を拡大し原発依存の日本社会をもたらしてきた政治を転換させる怒りの灯りを。

 

 全国のみなさん、3月11日、いっしょにキャンドルをともしましょう。

 

■明るい革新日本をめざす中央青年学生連絡会議(中央青学連)


全国労働組合総連合青年部

全日本学生自治会総連合

日本民主青年同盟

音楽文化集団ともしび青年部

全日本建設交運一般労働組合青年部

全国商工団体連合会青年部協議会

全日本教職員組合青年部

全日本視覚障害者協議会青年学生部

日本国家公務員労働組合連合会青年協議会

日本自治体労働組合総連合青年部

日本新聞労働組合連合青年婦人協議会

日本のうたごえ全国協議会青年学生部

農民運動全国連合会青年部

 

キャンドルプロジェクトのやり方について


 

■キャンドルを使ったアピールの方法

キャンドルを使ったアピールの方法は様々です。デモで持って歩いても、並べて文字などにしてもアピールになります。デモでキャンドルを使うときは長時間になるので、替えのコップとロウソクを用意しておくと良いでしょう。キャンドルで何かの文字を描くときは、事前に大きな模造紙などを用意し、キャンドルの配置を決め、いくつのキャンドルが必要かを考えておきます。

当日雨や雪、風が強くなるとキャンドルを灯すのは厳しいため、その場合は中止するか、別のアピールや企画を考えておきましょう。

 

■キャンドルの作り方

 キャンドルは、紙コップやペットボトルとロウソクで作れます。ペットボトルの場合は半分に切って、キャップ側を底にして使います。最初にロウソクの火をつけ、ロウを溶かし、コップの底に数的たらします。すぐにロウソクの火を消し、コップの底にたらしたロウが乾く前に、持っているロウソクを立てて固定させます。そして再び立ったロウソクに火をつければキャンドルの完成です。

 

■注意事項

・火を使うため、火事を起こさないよう厳重に注意を払いましょう。いざという時のためにバケツに水を入れて用意しておきましょう。

・公園などをとる場合、公園の場所によってはロウソクの火でも断られるところがあります。企画内容を説明して場所をとるようにしましょう。普段、花火などをしている公園をあたりましょう。

カテゴリー:
キーワード: