全労連青年部ニュース第14号

■全労連青年部ニュース第14号(2012年5月16日発行)PDE版ダウンロード


5月6日 核兵器ゼロ!全国青年行動デー

■東京

 RLZ実行委員会が呼び掛けた、5・6『全国青年行動デー』。東京では「2012年国民平和大行進」が、夢の島からスタートする日でした。平和行進を盛り上げようと、実行委員会総出で風船300個を膨らまし、RLZオリジナルうちわ1000枚を平和行進チラシと一緒に沿道の皆さんに配布しました。たびたび強風や雷雨に襲われましたが、沿道の皆さんからの予想以上の好反応に励まされ、あっという間にゴール!東京駅を通過する前にうちわは全部配り終えてしまいました。対話になったり、うちわを振って見送ってくれたり、いつもよりぐっと距離が縮まった行進でした。

 夢の島・第5福竜丸記念館前での出発集会では、RLZ実行委員会を代表して林さん(民青)と西村さん(平和委員会)が青年行動デーに取り組んでいる岡山の青年と電話中継した他、兵庫や福岡など全国で取り組まれている様子を紹介しました。

 

■岡山

 RLZ実行委員会からの呼びかけに答えて、Peace Piece おかやま、日本民主青年同盟岡山県委員会、岡山県平和委員会、岡山労働組合会議青年部4団体共催で「5.6核兵器廃絶青年宣伝」を行いました。岡山・イトーヨーカ堂前、倉敷・JR倉敷駅南口2Fデッキの2か所で「核兵器なくそう!署名・広島へ持って行く折り鶴づくり、原爆写真展、シー ル投票などを参加者12名で行いました。

  岡山県労会議青年部の弓田盛樹さんは、「5月5日23時をもって国内で稼働している原発がなくなった。子どもたちのためにも原発はなくさなければいけない。核兵器開発の延長線上で開発、普及されたのが原発。今なお世界には2万発以上の核兵器が存在します。核兵器と人類は共存できません。みなさんの思いを署名に寄せてください」と訴えました。

 シール投票では「核兵器をなくしたいですか? 核兵器はなくせると思いますか?」の問いに、「なくしたいですか?」には、迷わずYESにシールを貼るも、「なくせると思いますか?」には、「アメリカや中国などとの関係があるから」「日本だけでは無理」などの声がありNOにシールを貼る人も いました。

 岡山・倉敷を合わせて署名48筆・折り鶴11羽・シール投票には40人ほどの人が答えてくれました。 参加者からは、「存在感はあった。見てくれる人がいて、良かった」「原爆パネルの内容が良いので、別の機会に使って何かやりたい」「久しぶりの参 加。反応が良かった」「原発事故があったから、核兵器にも関心が高くなってると感じた」との声がありました。

 

世界大会・青年プレ企画

 3.1ビキニデー、5.6「核兵器ゼロ青年行動デー」などの取り組みで広がった「核兵器をなくしたい、何かしたい」という青年の思いや、つながり、経験を、原水禁世界大会にむけて生かそうと、東京で青年を対象にした原水爆禁止2012年世界大会のプレ企画を計画しました。 被爆者の方々から直接お話が聞ける機会は、今後はどんどん減っていきます。被爆者の方々の体験や想いを聞きとり、改めて「なぜ核兵器はなくす必要があるのか?」「平和とは?」「自分にできることは?」などを考え、今後の運動の力にしていきましょう。世界大会(広島)の被爆者訪問も準備されています。お手伝いしたい!という方もぜひ参加してください。

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