8月21日(木)、愛知地方最低賃金審議会長は愛知労働局長に最低賃金1140円を答申。目安額どおりの63円引上げでは、物価上昇に追いつかず生活改善には足りない額です。
全国では7割を超える地方で目安額を上回る答申が相次いでいます。秋田16円、鳥取9円、島根8円、石川7円、福井6円、茨城6円、Aランクの千葉でも1円など、29審議会中21審議会です。目安どおりでは労働者・県民は受け入れることはできません。また、大村知事が8月20日(臨時)と21日(定例)の記者会見は、初めて最賃引上げに触れました。
こうしたなか、愛労連は8月26日(火)午前8時から異議申出を呼びかける宣伝を行い15人が参加。ビラ(ティッシュ入れ=右)658部を配布しました。東海テレビ、テレビ愛知、中日新聞、しんぶん赤旗が取材しました。最賃宣伝でこれほど多くの報道機関が取材するのは初めてです。
宣伝終了後、労働局賃金課に出向き、竹内事務局長が異議書(愛労連、全医労)とオンライン署名の追加分1917筆分を提出。署名の合計は、紙の署名9300筆分、オンライン署名6914筆分で合わせて16214筆分となりました。意見書を上回る異議書の提出を呼びかけています。
【異議申出書の出し方】
提出先 愛知労働局長 小林 洋子 様
住所 〒460-8507
名古屋市中区三の丸2-5-1
名古屋合同庁舎第2 号館
提出方法 郵送または持参
期 限 9月5日まで
対象者 県内で働く労働者
県内で事業を営む使用者
これらの者の団体
内 容 不服とする内容と理由
問合せ先 愛知労働局賃金課
☎052(972)0257